【日産ノート×創ったひと】その1 ライバルとは違う存在感…商品企画本部 加藤顕央CPS

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【日産ノート×創ったひと】その1 ライバルとは違う存在感…商品企画本部 加藤顕央CPS
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大いに話題となった昨年秋の日産『ムラーノ』発表会。ムラーノそのものも注目ではあったのだが、それ以上に来場者の目を引いたのが、ズラリと並んだ発表予定の新型車たちだ。その際お披露目となった6車種のうち、最後にリリースとなったのが1月20日に発表された『ノート』である。

見ての通り、5ドアスタイルを持ったコンパクトカーとなるが、日産のラインナップを眺めてみると、すでに『マーチ』/『キューブ』/『ティーダ』と充実しているだけに、その棲み分けが気になるところ。またライバルも『フィット』や『コルト』、『イスト』など、手強いクルマばかりだ。まずはその点を商品企画のチーフ・プロダクト・スペシャリストとして、全体のとりまとめを行なった加藤顕央さんに伺ってみた。

「棲み分けは明解なんです」という加藤さん。その説明によると「カジュアルなマーチとキューブに対して、今までになかった高級感をコンパクトカーでも演出したのがティーダになります。ノートは爽快に走れ、フレキシブルに使えるをコンセプトにしました。もちろん上質の演出にも力を入れています」。また「他車に対しても質だけでなく、室内寸法などは上です」と明解だ。

実際に資料をチェックしてみても、日産コンパクト勢だけでなく、他社ライバルも含めて、じゅうぶんな差別化は図られているのは確かで、「これってあのクルマそっくり」という部分がまったくない。ちなみに市場的にも受け入れられているようで、初期受注は予想以上で好調な滑り出しを見せているとのことだ。(つづく)

《近藤暁史》

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