フィアット・オート・ジャパンは、コンパクトカーの『パンダ』に新たに4輪駆動モデル2車種を設定して4月1日から発売すると発表した。
今回発売するのは「4×4クライミング」と電動ダブルサンルーフなどを装着した「4×4クライミング・プラス」。パンダ4×4はアクティブな四輪駆動車となるように最低地上高を160mmに設定した。
フロントとリアにはプロテクタータイプの専用バンパーを採用、フロント側はスチール製エンジンガードに連なるデザインとなっている。サイドパネルには、フェンダーアーチと一体型デザインのワイドタイプ・サイドプロテクターを施した。
駆動システムは、前輪用と後輪用の2つの専用デファレンシャルギアの装備に加え、前後輪の駆動トルク配分を自動制御するビスカスカップリング式を採用、4輪駆動を必要に応じて自動作動して最適な駆動力配分するため、どんな路面状況でも容易に運転できる。
また、最適なランプアングルを設定しており、ラフな路面から段差の大きな未舗装路でも走破力を発揮する。
価格は4×4クライミングが188万8950円、4×4クライミング・プラスが203万5950円。