【ワールドカップ】予選、対イラン戦…データ分析

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サッカー、ワールドカップ06年ドイツ大会の予選として、日本代表は25日、イラン代表とイラン、テヘランで戦う。OICA=国際自動車工業会連盟の資料で日本とイランとを比較すると、地力で圧倒的に日本、伸びでイランが優勢。

自動車生産台数(2003年)
●日本:1029万台
●イラン:57万台
乗用車・トラック・バスを合計、軽自動車含む

日本と同規模なのはアメリカ(1208万台)で、またフランス、ドイツ、イタリアの3カ国を合計すると1100万台前後になる。

イランと同規模なのがタイ(74万台)、トルコ(53万台)、そして中国、チェコ、南アフリカ、オーストラリアがいずれも40万台強。ちなみに同じ時期、ダイハツが64万台、スバルが45万台。

生産台数の伸び率(2003年/2002年)
●日本:0%
●イラン:25%

生産台数の伸びている国は少数で、日本をはじめとする、いわゆる先進工業国では微増ないし微減。

イランと同程度の伸びを見せる国は、インド(30%、生産台数116万台)、タイ(27%)、スロバキア(25%、28万台)、オーストラリア(20%)など。タイとオーストラリアは生産台数でもイランと同程度だ。

ちなみに伸び率の大きな国は、トルコ(54%、53万台)、中国(35%)。推計をまじえるとベトナム(74%、2万台)、ウズベキスタン(57%、5万台)という数字もあるが、母数が小さいのでわずかな増減が伸び率に大きく反映している。

《高木啓》

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