東京部品工業、中国に摩擦材の合弁工場を設立

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東京部品工業は、中国の第一汽車集団の関連会社と合弁でブレーキ摩擦材の生産工場を設立すると発表した。

東京部品と合弁で設立するのは第一汽車の自動車部品部門の一汽四環集団底盤部品有限公司の子会社の長春世立汽車制動零部有限公司で、摩擦材を生産・販売する合弁会社を設立する。

資本金は3800万元(約5億円)で、東京部品が60%、長春世立汽車が40%出資して6月に設立する。当面、第一汽車が生産するトラック、バス用のノンアスベストランニングを生産する予定で、年間売上10億円を目指す。

中国では、商用車需要が依然として急拡大しているが、環境対応や高速道路網の急速な発展で、部品材の高度化ニーズが高まっている。

とくに、中国の商用車のブレーキ摩擦材は、アスベストを40%を含んでおり、環境に問題がある。東京部品は、合弁会社に技術導入して高品質で廉価なノンアスベスト摩擦材を供給していく。

《レスポンス編集部》

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