カルソニックカンセイは、2005年3月期の単独決算の業績見通しを下方修正し、最終損益が140億円の赤字に転落するとの見通しを発表した。
同社の単独決算の見通しは、売上高3700億円、営業利益が105億円は前回予想とほぼ同じ。
しかし、減損会計の導入で耐用年数経過資産の臨時償却55億円と、英国の連結子会社のCKEU社の業績悪化と年金会計の早期適用で資本が毀損しているため、同社への出資金の評価減など、170億円を特別損失として計上する予定だ。
このため、最終損益は前回予想の60億円の黒字から、140億円の赤字に下方修正した。