シートベルトぐらいで捕まるのはイヤと警官はねる

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富山県警は6日、交通違反の取り締まりを行っていた検問を強引に突破し、これを制止しようとした警察官に骨折などの重傷を負わせたとして、大阪府内に在住する22歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕した。

富山県警・入善署によると、事件が起きたのは5日の午前7時45分ごろ。

朝日町平柳付近の県道で、同署・地域課が交通違反の取り締まりを目的とした検問を実施していたところ、シートベルト未着用の状態でクルマを運転する若い男を発見。37歳の男性巡査長がこれを停止させようとした。

ところがクルマは停止指示を無視して加速を開始。巡査長はクルマを制止しようとしたが、この際にクルマと巡査長が接触。衝撃音が響いたが、クルマは止まらずにそのまま走り去った。巡査長は左手首の骨を折る全治1カ月の重傷を負っている。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。ナンバープレートから大阪市内に住む22歳の男が容疑に関与した可能性が高いと断定。6日にこの男を業務上過失傷害や道交法違反などの容疑で逮捕した。

調べに対し、この男は「シートベルトぐらいで捕まるのは嫌だった」などと話しているという。

《石田真一》

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