先週末の米国株安、中国における反日デモの高まりを嫌気し、全体相場は反落。自動車株は全面安となった。
日産自動車が前週末比13円安の1131円と5日ぶりに反落。トヨタ自動車は40円安の4080円、ホンダは70円安の5540円と続落した。フォードが05年通期の業績予想を下方修正したことも警戒感を誘った。
こうした中、油圧機器最大手のカヤバが9円高の375円と出来高を膨らませて逆行高。大手経済紙が「05年度以降3年間で前の3年間と比べて設備投資を4割増とする」と報じ、トヨタ、日産向けを中心に好業績が続くと好感した買いが入った。