自転車2人乗りを道交法違反で摘発

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兵庫県警は13日、警察官の停止命令を無視し、自転車の2人乗りを続けてた17歳の少女を道路交通法違反で摘発。交通違反として処理していたことを明らかにした。自転車2人乗りを道交法違反で摘発するのは異例だという。

兵庫県警・伊丹署によると、道交法違反(自転車2人乗り)で摘発されたのは、伊丹市内に在住する17歳の少女。

この少女は13日の午後6時ごろ、伊丹市行基町付近の市道で友人を自転車の後部に乗せて走行しているところを、付近のパトロールを行っていた同署の捜査車両(覆面パトカー)に発見された。

パトカーの警察官は再三に渡って「降りなさい、止まりなさい」などとマイクを使って呼びかけたが、少女はこれを完全に無視。その後も約500mに渡って逃げ続けた。

少女が停止命令に応じる気配が無いことから、先回りしたパトカーから警察官が降りて強制的に停止。警察署への出頭を求め、道交法違反容疑で反則キップを交付した。

自転車の2人乗りを道交法違反で摘発し、反則として処理した例は兵庫県内では1997年以来になるという珍事。

これについて警察では「違反としては軽視されがちだが、厳しく処理することが今後は必要になる」としている。

《石田真一》

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