【新聞ウォッチ】日産が国内販売網を再編、全店で全車種を併売へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年4月18日付

●ライブドア・フジテレビ和解きょう発表(読売・1面)

●中古車選びも堅実に、ミニバンコンパクトカー上位(読売・6面)

●三菱自、ダイムラーとの共同開発解消、燃料電池車、単独で(読売・7面)

●日産全店、販売車統一へ(朝日・2面)

●中国の反日エスカレート、上海の邦人広がる不安(東京・7面)

ひとくちコメント

中国での反日デモはこの週末もエスカレート。きょう各紙は日中外相会談、反日デモ関連情報を大きく紙面を割いて取り上げており、企業関連の記事はほとんど目立たない。

こうした中、朝日は「日産自動車が5月にも約3000ある全販売店で、全車種を併売する方針を固めた」と報じている。

すでに日経が17日の朝刊で特報しているが、約40の全車種を2つの販売系列の両方で扱う併売に切り替え、事実上1系列に統合。同時に高級車専門の販売系列を新たに導入することを検討中という。

国内の新車販売が頭打ち状態の中、店ごとの商品に違いをなくし、販売増をめざすのが狙い。今月25日に公表する中期経営計画「日産バリューアップ」で正式に打ち出す模様。

すでに、トヨタでは国内販売を再編し、高級ブランド「レクサス」店をこの8月から展開する。今後は国内市場では苦戦しているホンダの動きが注目される。

《福田俊之》

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