三菱自動車は、19日に開いた常務会で、岡崎工場車体生産の停止時期を当面延期することを決定したと発表した。
同社は1月28日に発表した「三菱自動車再生計画」では年内に岡崎工場を閉鎖する計画だった。
同社は計画の基本方針の変更は無いものの、2005年度の新商品投入は再生の鍵であり、品質面、生産面での万全な体制確保を最優先にするため、岡崎工場閉鎖を当面延期する。
閉鎖の時期は、再生計画の達成が確実に見込まれるようになった時点で、改めて検討すると、している。
同社では、再生計画での固定費削減の方針は計画どおり順調に推移しており、今回の移管延期による再生計画の数値計画の大きな変動は無いと、している。