ヤマハ発動機は3月20日に開幕した「大阪モーターサイクルショー2026」に出展。「YZF-R」「MT」「XSR」各シリーズが持つ世界観を、計24台のバイクで表現した。そんな中、従来のラインアップにはないカラーリングの『YZF-R3』がサプライズで登場。これまでも斬新なカラーで若者を虜にしてきたYZF-R3だけに、鮮やかなライトグリーンをまとった車体も会場の注目を集めていた。
「YZF-R3」(と、249ccエンジンを搭載する『YZF-R25』)は、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに開発されたスーパースポーツ。高次元な走行性能とスタイリング、日常での扱いやすさを兼ね備え、10代・20代を中心とした若年層から国内外で人気のモデルだ。
2025年モデルでデザインを刷新。YZF-RシリーズのDNAを継承・進化させたスタイリッシュなボディに、「睨み目2眼」の印象を与える4エレメントポジションランプを新採用。ヤマハレーシング最高峰マシン『YZR-M1』ゆずりのフロントノーズのM字インテークと共に、クールな印象を醸し出している。またシート幅・サイドカバーをスリム化し、780mmのシート高と相まって足付き性が向上しているのも現行モデルの特徴だ。
ヤマハ YZF-R3(大阪モーターサイクルショー2026)
レバー操作荷重を低減し、シフトダウン時に穏やかな車体挙動をもたらすA&S(アシスト&スリッパー)クラッチの採用、スマートフォン用専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(Y-Connect)」への対応や、USB Type-A端子対応ソケットなど利便性を高める装備も盛り込まれている。
ヤマハらしい洗練されたデザインと合わせて、若者や女性ライダーをも惹きつけているのが斬新なカラーだ。歴代モデルで、蛍光イエローやオレンジ、シアンなど、スポーツバイクが持つ既成概念を打ち砕くカラーリングを採用してきたYZF-R3。現行モデルでは、光の加減で表情を変える偏光カラーを採用したことでも話題となっていた。
そして今回のライトグリーンだ。正式名称は不明だが、パステル調にも見えるソリッドなライトグリーンは、従来のスポーツバイクが持つ世界観とは異なるレトロ感やギア感、あるいはレーサー感をも感じさせるもの。車体を構成するメカニカルな部分はマットブラック、加飾や空力を担うカウルがライトグリーンという2トーンとなっているのが特徴だ。色とりどりのスクーターや、「USインターカラー」のイエローをまとったXSRシリーズが並ぶヤマハブースにおいても、存在感が際立っていた。
2026年春以降に発売予定のシングルシートカウル
2026年春以降に発売予定のKYBスペシャルサスペンション
参考出品として装着されたカーボン調樹脂製のウイングレット、スクリーンデフレクター、ミラーカバーまた、このYZF-R3には、新しいアクセサリーパーツが装着されていた。シングルシートカウルと、KYBスペシャルサスペンション(リア)は2026年春以降に発売予定とされていたほか、カーボン調樹脂製のウイングレット、スクリーンデフレクター、ミラーカバーが参考出品扱いとなっていた。特にウイングレットの存在感は大きく、レーシングマシンのような迫力あるスタイリングに仕上がっていた。
このYZF-R3は「春以降の発売予定」とされており、新アクセサリーパーツも同時発表となることが予想される。




