泥酔女、高速道路を15km逆走

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18日、群馬県高崎市から渋川市に掛けての関越自動車道上り線で、31歳の女が運転する軽自動車が本線上を逆走する事件が起きた。

交通量の少ない時間帯だったこともあり、幸いにも衝突事故は発生しなかったが、女は泥酔状態で自力で立つことができないほどだった。

群馬県警・高速隊によると、警察が事件として認知したのは18日の午前2時30分ごろ。高崎市内の関越自動車道上り線・高崎ジャンクション(JCT)を走行していたクルマの運転者から「上り線を逆走しているクルマがいる」との通報が入った。

これ以外にも同様の通報が相次いだことから、警察では渋川インターチェンジ(IC)付近で上り線を一時通行止めにする処置を行うとともに、分駐所からパトカー1台を出動させ、上り線を東京方面に向かって走行させた。

この結果、午前2時45分ごろに渋川市八木原付近の追越車線を逆走してくる軽自動車を発見。これを抑止し、運転していた31歳の女を道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕した。交通量の少ない時間帯だったことが幸いし、衝突や接触などの事故は起きなかった。

運転していた女は自力で立っていられないほどの泥酔状態。ただし、逆走をしているという認識はあったようで「藤岡JCTあたりまでは下り線を走っていたような気がする。どこから上り線に入ったのかわからない」などと供述している。

通行記録によると、女のクルマは東松山インターチェンジから関越道に入ったことが判明している。その直前までは川越市内の飲食店で飲酒を含む食事を行っており、この当時から泥酔していた可能性が高いとみられている。

警察では女の酔いが醒めるのを待ち、道交法違反(通行区分違反)容疑でも調べを進める方針。

《石田真一》

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