【新聞ウォッチ】米フォードも大幅減益、ハーツ売却へ

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年4月21日付

●中国政府、「反日」統制に乗り出す デモ発生都市教師など対象、宣伝活動を開始(読売・1面)

●三菱ふそう、バス2100台再リコール、ブレーキ欠陥の対策不十分(読売・34面)

●ETC割引料金車載器で通知へ、日本道路公団(朝日・33面)

●米フォード大幅減益、1−3月期(毎日・10面)

●トヨタ強さの秘密、合理主義・品質・目的意識で全社一丸(産経・9面)

●デジカメで駐禁監視 取り締まり民間委託(産経・31面)

●社員は良識ある行動を、三菱ふそう・堀道夫会長(東京・8面)

●ハイブリッドトヨタの挑戦、布石(東京・9面)

●高卒採用16%増、来春本社最終集計、トヨタは1905人、ホンダ920人(日経・1面)

●中国・長安汽車、2008年、販売100万台目標(日経・9面)

ひとくちコメント

米国のGMに続いて、フォード・モーターも業績不振に苦しんでいる。フォード社が発表した1—3月期決算は、純利益が前年同期比38%減の12億1200万ドル。主力の北米市場の販売不振で自動車事業の純利益が同74%減と大幅に落ち込んだという。きょうの日経など各紙が報じている。

記事によると、在庫圧縮を進め、4—6月期には赤字転落する見通しで、リストラ策としてレンタカー子会社ハーツを売却する方針を明らかにした。

北米市場ではトヨタなど日本勢が絶好調なだけに、米国を代表するビッグ2の不振は、新たな貿易摩擦などの懸念材料にもなりかねない。北米市場の動向が注目される。

《福田俊之》

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