【上海モーターショー05】第一汽車 大紅旗、続報

自動車 ニューモデル モーターショー
【上海モーターショー05】第一汽車 大紅旗、続報
【上海モーターショー05】第一汽車 大紅旗、続報 全 3 枚 拡大写真

実にうっかりというか、第一汽車のブースでもらった『大紅旗』の小さなパンフレットには中国語の「新聞稿」、つまりメディア向けの解説が入っていた。

それを読んで判明。今回、展示されていた「概念車」(コンセプトカー)の大紅旗はコードネーム「HQD」。08年に生産が開始される予定だ。

デザインは「老紅旗」、つまり旧型紅旗のモチーフを大切にしたという。

短いフロントのオーバーハング、両側面へと立ち上がったテールランプ、アップライト(背筋を伸ばした)な姿勢で着座できるキャビンのラインをトランクリッドへ向けて落とし込むCピラー回りなどは老紅旗から引き継がれた。

「新旧紅旗は全体的なイメージが似ていなければならない。全体のイメージを大事にしながら細部を調整した」とのことだ。

まさに国家元首級の用心が乗るのにふさわしい威厳と恒久的価値観を表現している大紅旗。フロントグリルには中国伝統の建築文化様式である「九梁十八柱」的意味があるらしいが、その様式自体を筆者は知らないのでご勘弁を。

ボンネットフード前端には「赤い旗」を表す半透明のマスコットが乗っているが、これがプラスチックなのか、あるいはもっと高価な素材なのかは不明だ。展示車の大紅旗に触れることは許されないのだ。

《牧野茂雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 【エンジン音あり】話題の新型ホンダ『CB1000F/SE』の“図太”直4サウンドを鈴鹿で堪能! ライポジ&足つきを最速チェック
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る