三菱自動車が発表した2004年度の生産・販売輸出実績によると、総生産台数は前年度比11.1%減の136万6519台となり、大幅マイナスとなった。
国内生産は同20.3%減の59万9219台で、2年連続のマイナス。リコールに関する不正事件で国内販売が不振だったのに加え、北米向け輸出が落ち込んだ。
国内販売は同36.7%減の22万6702台で、目標だった22万台は上回ったものの、大幅マイナスとなった。2年ぶりのマイナス。
輸出は同6.7%減の35万1043台と2年連続のマイナスで低調だった。北米向けが同48.9%減と半減したのが主因で、アジア向け、欧州向けは微減だった。
海外生産は同2.3%減の76万7300台で、2年連続で前年を下回った。アジアは同3.5%増、欧州が同37.0%増だったものの、北米が同37.1%減と大幅マイナスだった。