いすゞ、タイ工場の生産能力を増強

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いすゞ自動車は、タイでのピックアップトラックの生産能力を増強すると発表した。

今回の生産能力増強の投資は投資効率を最重視した「徹底したステップ型能力増強投資」を基本的なコンセプトとし、40億円規模の投資で、車両生産、エンジン、トランスミッションなど関連する生産事業も含めて着手、以後状況を精査した上で追加投資を行う。リスクをミニマム化した能力増強にする。

2007年までの投資総額としては100億円規模を想定している。

具体的には、トラック総組立ラインを泰国いすゞサムロン工場から、現在ノックダウン輸出業務を行っているゲートウェイ工場へ移管し、その後の空きスペースを活用して、ピックアップトラックの生産能力を増強する。

2004年のいすゞタイ国内販売台数は約15万台、うち14万台がピックアップトラックだが、2007年にはピックアップトラックだけで約20万台に生産能力を引き上げる。

またタイから世界各国へのピックアップトラック輸出に関しては、従来どおりGMタイランドへの生産委託での対応を継続する。2007年には完成車5万台を見込んでおり、ゲートウェイ工場のノックダウン輸出5万台、タイ国内向け完成車の20万台と合わせて、ピックアップトラック生産能力は30万台になる。

《レスポンス編集部》

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