大型連休控えで見送り気分が強い中、大手電機など企業業績の先行き不透明感、3月の鉱工業生産指数が予想を下回ったことなどから、全体相場は売り先行の展開。大引け間際の買いに、わずかながら3日ぶりに反発。自動車株は高安まちまちとなった。
連結純利益が前期35%増、今期も20%増見込みのマツダは、前日比10円高の371円と続伸。富士重工業も続伸し、スズキが反発。ダイハツ工業、日野自動車工業もしっかり。
一方、ホンダは30円安の5090円と3日続落。一時90円安まで下げ、年初来安値を更新した。今期の減益予想を明らかにしたことを嫌気した売りに押された。
トヨタ自動車も10円安の3840円、日産自動車も8円安の1040円と続落した。三菱自動車工業、日産ディーゼル工業もさえない。