スズキ会長「悩んだけど」…配当大幅引き上げ見送り

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スズキは2005年3月期の期末の配当を前年同期よりも1円増配して6円に引き上げると発表した。年間配当は前年同期より1円増配の10円となる。

自動車メーカー各社は好業績を上げていることを背景に、株主から増配を要求する声が高まっていることや、買収防止のための時価総額を引き上げることを狙って配当を大幅に引き上げる動きが出ている。

スズキの鈴木修会長は「大幅増配も考えたものの、今後、設備投資を大幅に増やすことも考えて、株主には悪いが内部留保を手厚くすることにした」と説明した。

スズキは連結ベースで、2006年3月期に設備投資を前年同期よりも約1200億円増となる2800億円を見込んでいる。

今回の配当は年間配当8円プラス特別配当2円の合計10円で、2006年3月期の配当も8円にする方針だ。

《レスポンス編集部》

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