気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2005年5月17日付
●米・加州温室効果ガス削減れ法、自動車業界が提訴、日本メーカーも参加(読売・9面)
●3代目エスクード誕生、スズキ(読売・10面)
●FTA締結へ詰め マレーシアと交渉、政府、きょうから(読売・11面)
●合弁、夏にも合意、トヨタ・GM方針、燃料電池車開発(朝日・3面)
●日本車、中国で販売堅調、4月、反日デモ影響見えず(朝日・9面)
●走行距離1.7倍に、燃料電池車水素タンク、トヨタ開発、GMと提携(毎日・8面)
●F1参戦4年目トヨタ快走 天才と技術融合(産経・25面)
●トヨタ2万3800台2車種リコール、群馬で負傷事故(東京・26面)
●ミキサー車など日野がリコール(日経・38面)
ひとくちコメント
投資顧問会社に勤める46歳のサラリーマンが今年の長者番付(04年分高額納税者)のトップに躍り出たことで話題を集めている。推定所得額は約100億円、約37億円の所得税を納めたという。
国税庁の公示をうけて、16日付夕刊で報じているが、きょうの各紙にも各分野で活躍する高額納税者のランクを掲載している。
総合ベスト50をみると、健康食品や消費者金融、パチンコの経営者などおなじみのも顔ぶれも多いが、自動車関連では5位に自動車部品メーカーの元役員の高田和彦さん、48位に中古車販売のガリバーインターナショナル副社長の村田育生さんらが食い込んでいる。
村田さんは、ベンチャー企業を支援するベンチャーリンクの出身で、ガリバーに移籍後は店頭公開を成し遂げたが、所得額の大半は株式の売却益とみられる。
連結純利益1兆円を超えるトヨタ自動車の経営陣、それに、推定年俸が12億円を超えるとみられる日産自動車のカルロス・ゴーンCEOはフランスに“帰化”していることから、今年も長者番付のなかには入らなかった。