世界初、渋滞を学習するカーナビをアルパインが発売

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品

アルパインは、アイシン・エィ・ダブリュと共同開発したHDDカーナビゲーションシステム「スーパー時短ナビ・HD55」の3モデル『INA-HD55』『INA-HD55EU』『NVA-HD55』を、6月下旬から発売すると発表した。

SUPER時短ナビは、カーナビに対して、本質的に求められる要素である「ナビ質」を徹底的に深化させることをコンセプトに開発した。

カーナビの頭脳であるCPUコアには新開発「X-PressEngine」を搭載、データ転送スピードは、従来機種と比べて約2-4倍という高速化を実現した。処理や動作、レスポンスが大幅にスピードアップし、スクロールや検索、探索、描画まで、すべてにノンストレスの快適な操作を実現したと、している。

大容量30GBのHDDには、「道路交通センサス情報」と「VICS情報」を元に独自に作成した約19万kmにわたる渋滞情報データベースを新たに格納し、これらを元に「渋滞考慮ルート探索」を実行する。

さらに、走行中も付属の「VICS光/電波ビーコンレシーバー」などから道路情報をリアルタイムに取得しながら、目的地へより早く到着できる快適な道を探して教える「SUPERアクティブルートサーチ」なども設定した。

このほか、実走行の履歴を元に渋滞状況を学習する業界初の「渋滞学習機能」や、実用性を大きく向上させた「ルート学習機能」、「立体・地下駐車場マップ」や「都市高速マップ」「高速道路模式図」など、検索から案内、地図までの機能、能力をアップした。

INA-HD55、INA-HD55EUは、インダッシュDVDヘッドユニット『IVA-D310J』をディスプレイ部にコンポーネントとして採用した。「Pulse Touch?(パルスタッチ)コントロール」も進化させ、「DVDビデオ・ダイレクトタッチコントロール」や「VISUAL EQ(ビジュアルEQ)」、「MX(メディアエキスパンダー)」などの機能も搭載した。

価格はINA-HD55が32万5500円。

《レスポンス編集部》

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