側壁に接触したクルマから3人が車外に、全員死亡

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15日、東京都江東区内の首都高速湾岸線西行きで、ワゴン車が道路左側の側壁に接触する事故が起きた。衝突の衝撃でドアが開き、助手席と後部座席に同乗していた男性3人が車外に投げ出され、いずれも全身を強く打って死亡している。

警視庁・高速隊によると、事故が起きたのは15日の午前5時50分ごろ。江東区新木場4丁目付近の首都高速湾岸線西行きで、38歳の男性が運転するワゴン車が道路左側の側壁に接触。そのまま40mほど走り抜けた。

接触の衝撃で後部のスライドドアが開いたほか、助手席のドアも壊れて開き、同乗していた男性3人が次々に車外に投げ出された。3人は全身を強く打ち、いずれも収容先の病院で死亡している。運転していた男性も打撲などで軽傷を負った。

現場は葛西ジャンクションに近い片側3車線の直線道路。警察では運転していた男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いているが、現状ではわき見か居眠りの可能性が高いとみられている。

死亡した3人はシートベルトを着用しておらず、これが原因で車外に放出されたらしい。

《石田真一》

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