【インプレ'05】津々見友彦 ポルシェ『911』 洗練された現代のピュアスポーツ

試乗記 国産車
【インプレ'05】津々見友彦 ポルシェ『911』 洗練された現代のピュアスポーツ
【インプレ'05】津々見友彦 ポルシェ『911』 洗練された現代のピュアスポーツ 全 1 枚 拡大写真

ワイドなオーバーフェンダーに象徴されるように迫力があり、かつ洗練されたスタイリングと、スポーツカー然としたインテリアは魅力的だ。

試乗したのは、3.8リッターエンジンのカレラS。1000rpmからでもリッチなトルクがあり、低速から高速までじつにフレキシブルな動力性能。6速MT仕様ながら、2速ギヤの守備範囲が広いので、意外とタウンユースでもラクに使える。

ひとたびムチを入れると圧倒的なパフォーマンスを味わえる。0-400m加速は軽く14秒台前半をマークし、病みつきになるほどの加速感だ。

操縦性は、RRでも落ち着きある安心感をもたらしてくれ、緊張感なく走れる。サスの切り替えもスイッチひとつで切替えられるので、シビアなスポーツ走行から快適重視の乗り心地まで懐の深さが実感できる。抜群の効きを示してくれるブレーキ、心地よいエンジンサウンドも魅力。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本GPに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバーを経て、モータージャーナリストとして活躍。カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブドライビングスクールの校長も務める。

《津々見友彦》

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