【スズキ エスクード 新型発表】比較対象には トゥアレグ や X3 も

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【スズキ エスクード 新型発表】比較対象には トゥアレグ や X3 も
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新型スズキ『エスクード』(16日発表)の開発にあたっては、多くのライバルモデルとの比較研究がなされたという。

主なものでは、トヨタ『RAV4』、日産『エクストレイル』、ホンダ『CR-V』、フォルクスワーゲン『トゥアレグ』、ランドローバー『フリーランダー』、BMW『X3』などが研究材料になったという。

開発開始は2002年。開発期間短縮がトレンドとなっている今日では、かなり長い時間をかけての開発だった。また、試作車レス開発も行わず、日本やヨーロッパで徹底的に実走テストを実施してセッティングを煮詰めたという。

「日本では試作車は公道を走れませんが、ヨーロッパではスペインの高速道路や一般道、山岳路などを中心に公道テストによる熟成作業も行いました。おかげで同クラスのオフロード4WDのなかでは、トップと言ってもいいくらいの性能を出せたと思います」(商品企画担当・秋本伸王氏)

最も安い「2.0XE」の5速MTが194万2500円、装備充実の「2.0XG」の4速ATが220万5000円、V6の5速ATが252万円という価格は、ライバルと比べて際立って安いというわけではないが、本格オフロード4WDとしては相当安価だ。

新型エスクードはすっかり縮小してしまったオフロード4WD市場に、ふたたび活力を与えることができるか!?

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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