いすゞ、中国ビジネスを拡充へ

自動車 ビジネス 企業動向

いすゞ自動車は、中国ビジネスを強化するため、中国合弁企業に対する出資比率を引き上げると発表した。

同社は合弁工場の慶鈴汽車股有限公司にに6.9%出資して、中国で中小型商用車の『Fシリーズ』、『Nシリーズ』、『TF』、『UC』を生産、慶鈴汽車で販売している。今回、中国での商用車のシェア拡大に向けては慶鈴汽車との関係強化が必要不可欠と判断し、いすゞが出資比率を20%にまで引き上げることにした。

出資比率引き上げのための株式購入は、慶鈴汽車が香港証券取引所に上場している株式に対して現地証券取引所で規定された公開買付制度(パーシャル・オファー)を利用する。取得目標株数は約3億2500万株で、所要資金は約94億円としている。

また、出資比率の引き上げと同時に、関係強化の一環として、総経理1人をいすゞが追加派遣するとともに、その後にもいすゞから慶鈴汽車へ派遣する取締役数を現在の1人から2人に増員する。

また、エンジン事業拡大、販売チャネル網の充実を目的に、慶鈴汽車股有限公司とエンジン合弁会社、販売合弁会社の設立について検討を開始する。

《レスポンス編集部》

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