【新聞ウォッチ】トヨタ色鮮明の日本経団連

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年5月27日付

●橋梁談合、三菱重など14人逮捕(読売・1面)

●経団連会館の移転決定 合同庁舎跡地のビルへ(朝日・3面)

●ガソリン卸売価格、5月ぶり引き下げ(朝日・11面)

●経団連新副会長に張トヨタ社長ら 次期会長選び本格化(毎日・8面)

●ホンダ、ミニバン「ステップワゴン」を全面改良(産経・9面)

●成熟のミニバン市場、新型車投入で乗り換え需要狙う(東京・8面)

●ホンダ社長「米支援、頭にない」(日経・13面)

●2006年に北米に新型車 マツダ検討(日経・13面)

●カーナビ案内進化事故多発地など通知 機能向上(日経・33面)

ひとくちコメント

日本経団連は26日の定時総会で、吉野浩行・前ホンダ社長らが退任し、新しい副会長に張富士夫・トヨタ自動車社長、岡村正・東芝社長、三村明夫・新日本製鉄社長の3人を選任した。

「奥田碩会長、張副会長とトヨタ自動車が同時にトップ2人を送り込む異例の体制」(毎日)など、きょうの各紙が総会関連の記事を報じている。

来年の奥田会長の任期満了を控えた後継者選びが今後本格化するが、財界のトヨタ依存の構図が鮮明になったことは否めない。

また、総会では 「新経団連会館(仮称)」の概要を発表。東京都千代田区大手町を「国際ビジネス拠点」と位置付けて、現在の経団連会館から約200メートル西側の大手町合同庁舎第1号館・第2号館跡地に新ビルを建設。

新会館は22階建てで、13階から22階部分が経団連と現在、経団連会館に入居している団体のオフィスが入居、07年4月着工し、09年3月に完成予定だという。新会館の財界総理の椅子に座るのは?

《福田俊之》

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