【新聞ウォッチ】トヨタ、カナダとフランスにも新工場を検討

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2005年5月30日付

●模倣品防止条約を提唱、知財推進計画政府原案判明(読売・1面)

●したたか、中国製ローバー、上海汽車集団、知的財産権だけ買い取る(読売・2面)

●職務質問したら集団自殺に向かう車だった、秋田県(読売・31面)

●F1欧州GP決勝、佐藤12位(朝日・15面)

●道路公団元理事が調整役、公団発注の橋梁工事受注、天下り先で(毎日・1面)

●圏央道、あす、八王子JCで地裁判決(産経・27面)

●社説・奥田経団連、信頼回復へ全力尽くせ(東京・5面)

●トヨタ、カナダに新工場、北米で全主力車種 2008年にも稼動、さらに新設2010年着工へ、8工場体制に(日経・1面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が北米市場で7番目の新工場をカナダに建設する計画を固めたという。きょうの日経が1面トップで報じている。記事によると、新工場は2008年にも稼働、小型乗用車を年10万−15万台生産する計画だ。

トヨタはピックアップトラックを生産する第6工場(米テキサス州)の来秋稼働と合わせ、小型から大型まで北米での全主力車種の生産体制が整うことになる。

さらに、トヨタはカナダに続き、米国またはメキシコで8番目の工場も建設する方針を固めている模様。

また、29日付の東京は「トヨタ、仏に新工場検討 数年後めどSUV生産 欧州で第2拠点」と報じており、世界シェア15%を目指すトヨタの海外戦略が一段と加速するニュースが紙面を賑わせている。

《福田俊之》

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