踏切で献血バスが立ち往生

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25日、福島県西会津町内のJR磐越西線の踏切で、日本赤十字社・福島県会津赤十字血液センターが所有する献血バスが立ち往生し、列車の運行が約1時間30分に渡ってストップするトラブルが発生した。

現場は大型車の通行が規制されており、警察では運転していた職員から事情を聞いている。

福島県警・喜多方署によると、このトラブルが発生したのは25日の午後3時10分ごろ。

西会津町上野尻付近のJR磐越西線・上野尻−野沢駅間にある踏切で、日本赤十字社・福島県会津赤十字血液センターの献血バスが立ち往生したと、このバスの運転手から警察とJR東日本に通報が寄せられた。

警察やJRの職員が現場に急行すると、踏切の中央部付近に床下を路盤に接触したままのバスが立ち往生していた。

現場の踏切は「かまぼこ型」と呼ばれる中央部が盛り上がった構造となっている。ホイールベースの長い大型車両が通行した場合、車体中央付近が路盤に干渉する可能性があることから、大型車の通行は規制されていたが、運転者がこれを見落として進行してしまったらしい。

警察では車両をジャッキアップし、板を敷くなどして高低差を無くす脱出作業を行った。この間は列車の運行がまったくできなくなり、JR磐越西線の列車は約1時間30分に渡って現場付近で運行をストップ。上下2本に最大78分の遅れが出て、下校に列車を使う学生など約130人の足に影響が出た。

警察ではこの道を進行する計画を誰が立てたのかなど、運転していた職員などから事情を聞いている。

《石田真一》

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