国土交通省が実施した2004年度のチャイルドシートアセスメントで、使用性評価試験の結果、チャイルドシートアセスメントを開始した2001年度に次ぐ低い水準だった。
使用性評価試験は、チャイルドシートの誤使用を防止する観点から、使用実態を踏まえた取扱説明書などの記載内容、本体表示内容、機構の性能、座席への取付け、乳児/幼児の着座性の5つの評価項目について、標準的なレベルを3点とし、それぞれ5点満点で評価している。
全ての評価項目に渡って3点以上となる優れた製品が7製品あった。評価項目によっては比較的高い評価のものが多かった一方で、評価の低いものも多かった。評価項目の平均が3.3点で、2002、2003年度より悪く、2001年度に次ぐ低い点だった。