【新聞ウォッチ】意外な凶器…トヨタ、ロシア工場のくわ入れ式で

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今日の朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年6月16日付

●橋梁談合、26社・8人起訴、国発注分、公団分も解明へ(読売・1面)

●三菱ふそう、バスなど4万1600台リコール(読売・37面)

●日本にディーゼル車PR 独ボッシュ会長(朝日・13面)

●領土問題なお隔たり、露大統領11月訪日、トヨタ進出が呼び水(毎日・2面)

●欧米の巨大自動車部品会社 日本車メーカーに急接近(産経・3面)

●トヨタ露工場起工式、鍬入れ式急遽変更、大統領警備局が「安全」で物言い(産経・7面)

●ふそうポート社長、無念の退任へ(産経・10面)

●自動車販売レース、互角の序盤戦(東京・9面)

●ガソリン1円値下がり店頭123円に(日経・11面)

ひとくちコメント

日本の対ロシア投資としては最大規模となるトヨタ自動車の組立工場の起工式がサンクトペテルブルク郊外でプーチン大統領らが出席して開かれたが、当初予定していた「くわ入れの儀式」を急遽変更していたことが明らかになった。

きょうの産経によると、大統領が個別企業の行事に出席するのは異例だが、露当局が「安全」を理由に、くわ入れ式にスコップを使うことはまかならぬと直前になって通達。

トヨタ側も「プーチン大統領」の名前が刻み込まれた礎石をお披露目する“除幕式”に切り換えたという。ただ、その礎石は石こうボード製でたたくとコンコンと音がしたそうだ。

スコップが凶器? 国内の起工式では使用禁止になったケースは聞かないが……。

《福田俊之》

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