メルセデスベンツは20日、高級サルーンの新型『Sクラス』の写真と概要を発表した。本国で今年秋からショールームに並ぶ予定。歴代のSクラス同様、技術革新において他社のリーダーとなる、とメーカーは自負する。
メルセデスベンツでは、新型Sクラスにおいて量産車に初めて採用される技術として、レーダーセンサーを備えた「ブレーキアシスト・プラス」、マッサージ機能付きシート、赤外線利用のナイトビュー・アシスト、予防安全の「プレセーフ」、パーキングアシストなどをあげている。
ラインナップは「S350」(272HP)、「S500」(388HP)、「S600」(517HP)、「S320CDI」の4仕様。なおS600とS320CDIは2006年第1四半期からの登場。
寸法は、標準ボディで全長5076mm×全幅1871mm×全高1473mm、ホイールベース3035mm。それぞれ先代比+33mm、+16mm、+29mm、+70mm。ロングホイールベース仕様は標準仕様に対し全長とホイールベースがそれぞれ130mm長い、全長5206mm、ホイールベース3165mm。先代比+43mm、+80mm。
先代(=現行)は1998年の登場以来、48万5000台を生産した。