三菱ふそうトラック・バスは、『エアロスター』と『エアロミディ』の開扉発車防止装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は96年10月から05年4月までに生産した4151台。
これらのクルマでは、乗降口扉の開扉発車防止装置(アクセルインターロック)において、乗降口扉が開放中にアクセルペダルの踏み込みを防止するロッドの支持位置が不適切で、装置が作動している状態でアクセルペダルを踏み込むとペダル取付け部が変形することがある。
この状態でさらにペダルを横方向に踏み込むとアクセルペダルが装置のロッドからはずれてアクセルインターロックが作動しなくなる、またはペダルがロッドに引っかかりエンジン回転が下がらなくなるおそれがある。