【新聞ウォッチ】渡辺トヨタが船出、“大企業病”排除

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【新聞ウォッチ】渡辺トヨタが船出、“大企業病”排除
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今日の朝刊から---気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年6月24日付

●橋梁談合2組織、公団発注分も関与、元理事ら来週、本格捜査(読売・1面)

●トヨタ新体制、三菱自動車再生誓う、株主総会本格化(読売・10面)

●三菱ふそう欠陥隠し「死亡事故回避、適切対応なら」(読売・38面)

●キャデラックに欠陥、GM115台リコール(朝日・37面)

●ホンダ、国内販売テコ入れ 低迷脱却狙い100店増強(毎日・8面)

●自動車のCO2削減、燃費改善し2100万トン 奥田碩・経団連会長に聞く(毎日・10面)

●三菱ふそう、欠陥隠しに12人処分、元会長ら退職金1億辞退(産経・1面)

●ガソリンスタンド、集客力アップへ変身(産経・19面)

●渡辺トヨタ、縦割り排除、副社長8人、畑違いも、次世代に試練課す(日経・9面)

ひとくちコメント

自動車メーカーの株主総会がピークを迎えている。21日の日産自動車に次いで、きのうはトヨタ自動車、ホンダ、三菱自動車も総会を終了した。

きょうの産経が「自動車勝ち組3社総会終了、株主イライラ」という見出しで、売り上げ、最終利益が過去最高にもかかわらず、「株価はなぜ伸び悩んでいるのか」など、と総会での質疑応答を総括している。

日経は総会後、正式に船出した「渡辺トヨタ」の新布陣のそれぞれの担当を詳細に紹介している。

たとえば、豊田章男副社長は不慣れな調達部門を担当するなど、あえて得意分野にとらわれない畑違いのポストに配属、保守化や変革を嫌がる「大企業病」を排除するために、チームワークを強化して足元を固めるのが狙いのようだ。

《福田俊之》

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