富士重工業が29日発表した5月の実績は国内生産と国内販売がマイナスになった。海外生産は米国での新型車生産により13カ月連続で増加した。
国内生産は前年同月にくらべ18.5%減の3万2506台だった。登録車、軽自動車ともに2ケタの減少となった。国内販売は同5%減の1万7343台だった。登録車は9カ月連続のマイナス、軽自動車は『R2』の新型効果が一巡し5カ月連続で減少した。
輸出は同2.8%増の2万3787台と4ヶ月連続で増加した。完成車輸出は3.7%減となったが、ノックダウン輸出が米国での新型車『B9トライベッカ』の生産に伴い増加した。海外生産は米国工場での同新型車生産により13.2%増の1万0552台となった。