世界で初めて、個人の燃料電池自動車ユーザー…ホンダ FCX

エコカー 燃費
世界で初めて、個人の燃料電池自動車ユーザー…ホンダ FCX
世界で初めて、個人の燃料電池自動車ユーザー…ホンダ FCX 全 2 枚 拡大写真

ホンダは、アメリカン・ホンダモーターが世界で初めて燃料電池自動車『FCX』を個人客にリース販売したと発表した。29日にカリフォルニア州環境庁長官も出席して納車セレモニーを行った。

【画像全2枚】

世界初となる燃料電池車の個人客は、カリフォルニア州レドンドビーチ在住のスパリーノ家。2年間のリース契約を締結し、通勤・子供の学校への送り迎えや買い物など、日常の用途にFCXを使用する。

世界最初の燃料電池車個人ユーザーとなるジョン・スパリーノ氏は「FCXで通勤したり、子供たちと出かけるのを楽しみにしている。FCXは、排出ガスが出ないことを除けば、運転していて普通のクルマとまったく変わらない」と話している。

ホンダは、2002年12月に日米で同日にFCXのリース販売を開始、現在はアメリカで13台、日本で6台、合計19台のFCXを納車しているが、全て企業や官公庁。個人への販売は初めて。

米国では、米国環境保護庁とカリフォルニア大気資源局から販売するための認定を、2002年7月に世界で唯一取得している。今年6月には、日本でも販売を目的とした型式認証を日本で初めて取得している。

今回の個人客への販売で、日常的な使われ方のデータや、一般顧客の視点でのフィードバックを受け取ることが可能となり、将来の燃料電池車の本格的普及への一歩を進めることが可能になると、している。

リース料金は米国向けの企業・官公庁と同額の月間500ドル。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. テスラ専用「破壊不可能」ホイール、18インチサイズを追加…米アンプラグド・パフォーマンス
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る