三菱ふそう製の自衛隊トラックからタイヤ脱落

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27日、山形県東根市内の国道で、陸上自衛隊の大型トラックからタイヤ2本が脱落。対向車線を走行中の別の大型トラックに衝突する事故が起きた。

この事故で対向のトラックはフロントガラスなどが小破し、助手席に乗っていた32歳の男性が軽傷を負っている。

山形県警・村山署によると、事故が起きたのは27日の午後3時30分ごろ。

陸上自衛隊・神町駐屯地所属の大型トラック(74式特大車)が、東根市関山付近の国道48号線で走行訓練を実施していたところ、左後輪のうち、ダブルタイヤ構造となっている前側の2本が突然脱落。

タイヤは路上を滑走し、対向車線を走行していた32歳の男性が運転する別の大型トラック(民間)に衝突した。

この事故によって、タイヤが当たったトラックはフロントガラスなどが小破。助手席に同乗していた32歳の男性が割れたガラス片で指を切るなどの軽傷を負っている。

警察では自衛隊の大型トラックを運転していた25歳の陸士長から事情を聞いているが、脱落したタイヤを固定するボルトは10本とも脱落していたという。

また、このトラックは三菱ふそう製で、今年4月に車検を、事故当日の出発前には目視による点検を実施しており、その際には異常が発見されなかったという。

《石田真一》

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