6月29日、宮崎県延岡市内の河川敷で、軽自動車が爆発・炎上し、このクルマを運転していた46歳の男性が重傷を負う事故が起きた。車内に積んでいたプロパンガスのボンベから漏れたガスにライターの火が引火したらしい。
宮崎県警・延岡署によると、事故が起きたのは6月29日の午前4時40分ごろ。延岡市大貫町1丁目付近の河川敷で、停車中の軽自動車が「ボン」という大音響とともに爆発。その後に車両火災を起こした。
クルマの近くには運転していたとみられる46歳の男性が倒れており、男性はすぐに近くの病院に収容されたが、顔などをやけどする重傷を負っている。命に別状は無いという。
軽自動車には破損したプロパンガスとみられるボンベが積んであり、負傷した男性は「たばこにライターで火を着けようとしたら爆発した」などと話している。
このため、警察ではボンベから漏れ出したガスに引火した可能性が高いとみて、男性にボンベを運搬していた目的などについて事情を聞く方針だ。