20トンコンテナが降ってきた

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6月29日早朝、東京都港区内の首都高速・都心環状線外回りで、大型トレーラーがカーブを曲がりきれずに側壁に激突。弾みで積んであった船舶用コンテナが脱落し、下を通る一般道に落下する事故が起きた。

交通量の少ない時間だったため、事故によるケガ人はいなかった。

警視庁・高速隊によると、事故が起きたのは6月29日の午前5時55分ごろ。

港区東新橋1丁目付近の首都高速・都心環状線外回り、汐留ジャンクション(JCT)で、52歳の男が運転する大型トレーラーが右カーブを曲がりきることができずに直進し、道路左側の側壁に激突した。

トレーラーは衝突の際に車体がよじれるなどしてバランスが崩れ、その弾みで積載していた船舶用の大型コンテナ(長さ12m、重さ20トン)が脱落。そのまま約15m下を通る一般道に落下。小破している。

幸いにも交通量が少ない時間帯であり、一般道を走るクルマにも被害は無かったが、時間帯によっては惨事に発展した可能性もあった。

警察では運転していた男から事故当時の状況を聞いていたが、この男の呼気が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

トレーラーは事故の直前、追越車線側を走行していたとみられることから、警察では飲酒による判断低下を原因としたハンドル操作ミスか、速度超過が事故の原因になったものとみている。

《石田真一》

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