【アストンマーティン V8ヴァンテージ 日本発表】ニュル8分8秒、頂点の走り

自動車 ニューモデル 新型車
【アストンマーティン V8ヴァンテージ 日本発表】ニュル8分8秒、頂点の走り
【アストンマーティン V8ヴァンテージ 日本発表】ニュル8分8秒、頂点の走り 全 5 枚 拡大写真
レーストラックをアグレッシブに攻め立てられるだけの走りのポテンシャルを併せ持っていることだ。

世界の自動車メーカーがテストを行うことで知られるドイツ、ニュルブルクリンクサーキット北コース(全長20.8km)において、V8ヴァンテージは8分8秒というラップタイムを叩き出したという。

この数字はジャガー『XK』をベースとし、6リットルV12を搭載していたアストンマーティン『DB7GT』の8分23秒はもとより、兄貴分にあたる『DB9』タッチトロニック(パドルシフトAT)の8分16秒、さらにはポルシェ『911カレラ』(8分15秒)、フェラーリ『360モデナ』(8分9秒)といったリアルスポーツカーをも上回る。

このサーキットでV8ヴァンテージの前を走ることができるのは、同じアストンマーティン製で520psを発生するV12搭載のモンスター『V12ヴァンキッシュS』、やはり500ps近いエンジンを搭載するフェラーリ『F430』、1270kgという超軽量ボディのホンダ『NSX-R』といった少数のライバルだけだ。V8ヴァンテージは、ツーリングカー最高峰の1台と言えるだろう。

V8ヴァンテージ:6月30日に日本発表・発売。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る