【スバルB9トライベッカ 海外リポート】その3 SUVになってもスバルらしさは不変

自動車 ニューモデル 新型車
【スバルB9トライベッカ 海外リポート】その3 SUVになってもスバルらしさは不変
【スバルB9トライベッカ 海外リポート】その3 SUVになってもスバルらしさは不変 全 5 枚 拡大写真
サンフランシスコをベースにした一般道での取材会に参加。そのレポートをお送りしよう。

走り出してすぐに実感できるのは、乗り心地のよさだ。18インチタイヤ(P255/55R18のグッドイヤーイーグルLS2)だが、路面の凹凸を通過したときの硬さは感じない。かといってフワフワすることもなく、これなら運転席だけでなく後席に乗っていても快適なようすだ。

ハンドリングは低重心であるボクサーエンジンのメリットが生きている。コーナリングはハンドルを切ったとおりに素直に曲がってくれる。またシンメトリカルAWDと新設計のリヤダブルウイッシュボーンサスペンションによって、グリップ限界は高くなかなか滑り出そうとしない。タイトコーナーでは最終的にフロントが負けてグリップ限界を迎えるが、滑り出しは穏やかで急激な挙動変化はないので安心感がある。

エンジンは、『レガシィ』に搭載されるものよりもパワフルなようだ。乗る前はレガシィと同じ3リッターエンジンで、若干重めのボディでは軽快な走りがスポイルされているのではないかと心配したが杞憂だった。

電子制御スロットルの制御プログラムを大幅に変えて、ドライバーの期待するトルクとレスポンスが得られるようなチューニングが施された。つまり、アクセルペダル開度よりスロットルを大きく開けることも可能なプログラムになったからだ。カタログデータは同じでも体感トルクは20%アップになった感じで、SUVの男性的で頼もしいパワーを体感できる格好だ。

《こもだきよし》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る