タクシー運転手、クラクションが原因で暴行される

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13日、神奈川県横浜市西区で、泥酔して路上を徘徊していた50歳の男が、タクシーにクラクションを鳴らされたことを激怒し、運転手に対して執拗な暴行を繰り返し、腕の骨を折る事件が起きた。警察では傷害の現行犯で逮捕している。

神奈川県警・戸部署によると、事件が起きたのは13日の午前1時30分ごろ。横浜市西区南幸1丁目にあるJR横浜駅前の市道で、泥酔した男が周囲を徘徊。走ってきたタクシーの前方に立ちはだかり、通行を妨害した。

57歳の男性運転手がクラクションを鳴らしたが、男はこれに激怒。タクシーの車体を蹴り始めたため、運転手がこれを制止しようと車外に出たところ、男は運転手の体を思い切り突き飛ばした。

運転手は路上に転倒したが、男は倒れている運転手の体を蹴るなど暴行を繰り返した。通報を受けて駆けつけた警官2人が男を取り押さえ、交通トラブルを起因とする傷害の現行犯で逮捕したが、暴行を受けた運転手は左腕の骨を折る全治1-2カ月の重傷を負った。

後の調べで、逮捕されたのは横浜市青葉区内に住む50歳の男と判明。逮捕当時は泥酔状態で、取り押さえた警察官に対しても悪態をついていた。

しかし、朝になって酒が抜けてくると態度を一変。自分が逮捕されたことはもちろん、暴行に至ったこともまったく覚えていなかったという。

警察では「酒に酔っていた…という言い訳では済まされないほど悪質」として、厳しく取り調べを進めたしている。

《石田真一》

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