【三菱グランディス スポーツギア詳報】その1 隙間を狙ったRVミニバン

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【三菱グランディス スポーツギア詳報】その1 隙間を狙ったRVミニバン
【三菱グランディス スポーツギア詳報】その1 隙間を狙ったRVミニバン 全 5 枚 拡大写真

三菱自動車のミニバン『グランディス』にRVテイストのエクステリアをまとった、スポーツギアが追加設定された。スポーツギアは初代『RVR』に初めて設定され、三菱のRVイメージを牽引した人気のグレード。その後は、2代目RVRや『エアトレック』にも設定され、今回はミニバンのグランディスに初めて設定された。

グランディススポーツギアも、基本コンセプトはRVR時代を踏襲し、RVテイストを強めた専用フロントグリルや、スキットプレート調バンパーガーニッシュ、大型サイドガーニッシュ、ビルトインルーフレールなどが専用装備されている。

足まわりでは専用のマッド&スノータイヤを装着。標準車よりも1インチ大きい17インチアルミホイールを組み合わせている。ワイドフェンダーを装着しているので、全幅は40mm広がり、トレッドも15mm拡大されている。また、標準車よりも長いスプリングを採用することで、最低地上高も15mm上昇している。

グランディススポーツギアを開発した、RV2商品開発プロジェクト 葛岡則章さんは「スポーツギアは三菱が持つ、スポーツとRVというイメージをうまく融合することができた評判のよいグレードです。今まではRV系車種にしか採用していませんでしたが、他社のミニバンにもRVテイストのモデルがないということもあり、思い切ってグランディスに設定してみました」

「グランディス スポーツギアの最大のウリは、やはりRVテイストを強めた外観です。さらにインテリアではアルカンターラ素材を使用して質感を高めています。ミニバンの割には、今まで培ってきたスポーツギアの雰囲気を出すことができたと思います」とコメント。

実際に他社の3列シートミニバンはローダウンの方向に行くことはあっても、RVテイストに振ったクルマはなかった。ミニバン市場の隙間を狙い、うまくRVイメージを演出したグランディス スポーツギアは面白い存在になりそうだ。(つづく)

《岡島裕二》

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