日産ディーゼル、中国合弁への出資比率を50%に引き上げ

自動車 ビジネス 企業動向

日産ディーゼル工業は、中国事業の基盤を拡充するため、合弁会社の東風日産ディーゼル有限公司への出資比率を50%に引き上げると発表した。

引き上げに必要な株式は、シンガポールのタンチョン&サンズ・モーターと住友商事が現在保有している全株式を買収する。

日産ディーゼルの出資比率の引き上げは、すでに中国政府の認可を受けており、8月上旬には手続きを完了する見通し。手続き完了後は、同社と東風汽車集団が50%づつ折半出資する合弁工場となる。 

東風日産ディーゼルは、東風汽車集団などとの合弁企業で、日産ディーゼルの大型トラック・バスを中国市場に供給するために1996年5月に設立した。今後、積極的に商品バリエーションを充実させるとともに、日本国内生産車並の品質を追求し、お買い得感のある商品を提供することで、販売台数を大幅に拡大する計画でだ。

加えて、日本への部品供給の可能性についても今後検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る