日野第1四半期連結決算…営業利益半減

自動車 ビジネス 企業動向

日野自動車が発表した2005年度第1四半期(4−6月期)の連結決算は、売上高が前年同期比7.8%増の2674億円と増収だったものの、営業利益は同49.4%減の43億円と大幅減益になった。

販売台数では、海外向けが同2.0%減の1万1313台とマイナスだった。国内の普通トラック市場は、同社が強い東海・近畿地区で代替え需要が発生したことから、国内販売が同4.8%増の1万342台だった。トヨタからの受託車は『ダイナ』/『トヨエース』1.5トン車や『ライトエース』/『タウンエース』が加わったため、同17.1%増の6万5044台と大幅に増加した。このため、売上高は好調だった。

しかし、海外投資の増加、原材料の高騰などで営業利益は前年同期の半減となった。経常利益も同45.0%減の48億円dった。当期純利益は前年から固定資産減損会計を早期導入したため、前年同期の2.5倍の63億円だった。

2006年3月期決算見通しの修正は行っていない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る