トヨタ、有能社員がカムバックできる制度を実施へ

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トヨタ自動車は、8月1日から、事技専門職以上の社員を対象とした、『プロキャリア・カムバック制度』を導入すると発表した。これは、配偶者の転勤や介護により退職する事技専門職以上の社員のうち、専門性・能力を持つ社員に対して再雇用申請の機会を提供し、原則、職場復帰できる制度だ。
 
同社は、2002年に「ダイバーシティ・プロジェクト」を発足し、“多様な人材にとって魅力的な自己実現の場”となるよう、「仕事と育児・介護の両立策」「女性のキャリア支援策」「風土・意識改革」などの取組を推進してきた。「仕事と育児・介護の両立策」では、事業所内託児所の設置や休職期間の延長、子供が8歳に達するまで利用できる部分的在宅勤務など、個々人が自分にあった働き方を選択できるよう、インフラを整備している。
 
今回、このダイバーシティ・プロジェクトの考え方を踏襲し、「キャリアデザインサポート」の具体的な制度として位置付けるもの。プロキャリア・カムバック制度導入により、仕事と家庭のバランスを考慮した働き方の選択肢が増えることで、今後はより一層の安心感を持って具体的かつ能動的なキャリア形成を行い、長期に渡ってトヨタで力を発揮することができると、している。

同社では、今後も社員ひとりひとりが更に意欲を高め、安心して長期的に働けるような仕組みづくりや環境整備を推進する方針。

《レスポンス編集部》

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