【新聞ウォッチ】日本・タイFTA合意、現地生産車にメリット

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年8月2日付

●FTA日タイ大筋合意、自動車は“玉虫色”決着、部品安価で日本から輸入、現地生産車に追い風(読売・9面)

●「ヤナセ」自身も不正車検30台(読売・39面)

●新社長、三菱ふそうトラック・バス ハラルド・ブルストラー氏、ダイムラーと協業推進(朝日・8面)

●トヨタ人材有効活用、介護支援で再雇用、少子高齢化見据え対応(産経・8面)

●公団理事も逮捕、橋梁談合(日経・1面)

●トヨタ、手動変速機移管へ、国内生産、グループに「自動」など増強(日経・13面)

●三菱自、国内生産1割増へ、上期「日産へのOEM」貢献(日経・13面)

●新車販売3.4%減、7月、三菱自34%増(日経・13面)

ひとくちコメント

日本・タイの自由貿易協定(FTA)交渉の残されたテーマだった自動車分野でも締結で大筋合意した。

きょうの各紙が経済面で大きく取り上げているが、それによると、タイ側は自動車部品の関税などを原則2011年までに撤廃するという内容で、現地生産台数の9割が日本の自動車メーカーで占めているため、タイでの現地生産コストの軽減に役立つというもの。

ただ、全体の合意を優先させた結果、3リットル以下の車は手つかずのまま「再協議」とされるなど、「完成車の取り扱いでは“玉虫色”の決着を余儀なくされた面もある」(読売)としている。

《福田俊之》

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