ハンガリーGP(7月31日)での勝利で、ポイントリーダー、フェルナルド・アロンソ(ルノー)との差を26ポイントに縮めたキミ・ライコネン(マクラーレン)。
ハンガリーの結果次第ではトルコGPにでもアロンソのタイトルが確定するという大事な戦いを制したライコネンはレース後喜びを語った。
「予選に一番手で挑まなければならなかったからね。燃料積載では妥協を余儀なくされたんだ」
11ラップ目、真っ先にピットに入ったライコネンだが、2回目のピットストップを、先行するミハエル・シューマッハ(フェラーリ)より遅くピットに入ったことで勝利をつかんだ。
「スタートではミハエルの後ろに詰まってしまったんだけど、2度目のストップで1ラップ多く走れたおかげで彼をパスすることができたんだよ」と、勝因について説明したライコネン。
「1-2フィニッシュできたレースだっただけにチームにとっては少々残念。でも僕はとっても嬉しいよ」と感想を述べた。残り6戦で獲得できる最大数は60。まだまだ厳しい戦いだが可能性は充分にある。