高速隊員がニワトリ100羽を追跡

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7月28日、滋賀県湖北町内の北陸自動車道で普通トラックが横転し、積荷のケージが路上に散乱、ニワトリ約100羽が逃げ出すという事故が起きた。ニワトリの捕獲のため、警察官約30人が現場に出動。大捕り物は約3時間に及んだ。

滋賀県警・高速隊によると、事故が起きたのは7月28日の午前4時30分ごろ。湖北町山脇付近の北陸自動車道下り線で、36歳の男性が運転するトラックが追越車線から走行車線に車線変更しようとした際、前を走る大型トラックの後部に接触し、そのまま横転した。

このトラックにはケージ20箱が搭載されており、1箱には50羽のニワトリが納められていた。このうちの数個が路上に落ちたことで破壊。ニワトリ約100羽が外に逃げ出した。高速隊の隊員など、約30人が現場に出てニワトリ捕獲作戦を実施したが、意外にも動きは速く、捕獲は難航。現場は横転したトラックの撤去作業も合わせ、現場を含む長浜インターチェンジ(IC)−木之本IC間が約3時間20分に渡って通行止めとなった。

警察では事故発生の原因を調べているが、走行車線で隊列走行をしていた大型トラックが、割り込みを避けるために故意に車間を詰めたことが事故の一因になった可能性があるとみて、さらに調べを進めている。

《石田真一》

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