定員外乗車、側壁激突で6人死傷

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7月31日、大阪府堺市内の市道で、19歳の男性が運転する乗用車が道路左側のコンクリート壁に激突する事故が起きた。このクルマには5人の定員に対し、6人が乗車しており、後部座席に同乗していた男性2人が死亡。他の4人が軽傷を負った。

大阪府警・堺南署によると、事故が起きたのは7月31日の午前1時40分ごろ。堺市浜寺石津町西4丁目付近の府道で、緩やかな左カーブを曲がりきることができなかった乗用車が石津大橋の橋の欄干に激突。弾き飛ばされ、道路左側のコンクリート壁に車体右側から再び激突した。

二度の激突によってクルマは大破。特に車体後部が大きく破壊し、後部座席の右側と中央に同乗していた18歳と16歳の男性が即死。クルマを運転していた19歳の男性が胸部強打の重傷。助手席に乗っていた15歳の女性2人と、後部座席左側に同乗していた19歳の男性は軽傷を負っている。

事故を起こしたクルマの定員は5人だが、事故当時は6人が乗車しており、しかもかなりの速度で走行していたとみられる。警察では定員外乗車でバランスを崩して制御困難に陥り、運転操作の誤りがこれに拍車を掛けたものとみて、運転していた男性の回復を待ち、業務上過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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