タクシー運転手、偽造免許証

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愛知県警は10日、違反累積による運転免許の停止期間中にタクシーを運転し、2回の物損事故を起こしたとして58歳の男を道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕・送検した。男は事故を起こした際に「警官に偽造免許証を見せた」とも供述しており、警察では有印公文証書偽造容疑でも捜査を開始している。

愛知県警・千種署によると、道交法違反容疑で逮捕・送検されたのは7月末まで名古屋市内のタクシー会社に勤務していた58歳の男。この男は違反累積によって運転免許が停止されていた2004年11月から今年8月までの間、これを隠して勤務を続け、恒常的にタクシーを運転していた疑いがもたれている。

この間、今年1月と7月の2回、男は営業車を運転している際に物損事故を起こしていたが、この際に駆けつけた警察官に対しては偽造した免許証を提示。無免許の発覚を免れていた。

男が勤務していた会社では7月末に事故歴調査が行われるが、この際に男は「無免許で営業車を運転していた」と申告。会社はこれを理由に男を懲戒解雇している。同署では男を道交法違反容疑で逮捕するとともに、警察官に提示したという偽造免許証の入手ルートについて男を厳しく追及。使った免許証の発見も急ぎたいとしている。

《石田真一》

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