ハイブリッド車、カープールレーンで1人乗り認可

エコカー 燃費
ハイブリッド車、カープールレーンで1人乗り認可
ハイブリッド車、カープールレーンで1人乗り認可 全 3 枚 拡大写真

10日、米カリフォルニア運輸局(DMV)は、トヨタ『プリウス』など一部ハイブリッド車による、フリーウェイに設けられた2人以上の乗車車両専用優先車線、HOV(ハイ・オキュバイド・ビークル)レーンでの1人乗車走行を正式に認可した。

【画像全3枚】

深刻化する都市部のラッシュアワー渋滞緩和と環境対策を目的として設置されたHOVレーン(通称:カープールレーン)だが、先に電気自動車やCNG(圧縮天然ガス)エンジンや燃料電池車に限り1人乗車での走行が認められており、より普及度の高いガソリン・ハイブリッド車への適応を求める声が高まっていた。

今回承認を受けたのは、プリウスとホンダ『シビック・ハイブリッド』、同『インサイト』の3車種。ハイブリッドおよび代替燃料車として、カリフォルニア州のATPZEV(アドバンスド・テクノロジー・パーシャル・ゼロ・エミッション・ビークル)適合とハイウェイ燃費45MPG(約19km/リットル)という条件があり、3モデルはこれらをクリアー。

残念ながら、ホンダ『アコード』やフォード『エスケープ』、レクサス『RX400h』(日本名トヨタ『ハリアー』)、『ハイランダー』(日本名トヨタ『クルーガー』)等のハイブリッドモデルは適用外となる。

これにより、承認を受けた3モデルは、他の電気自動車やCNG車同様にDMVに「クリーン・エア・ビークル・ステッカー」の交付を受け、車体に貼り付ければ1人乗りでHOVレーンの走行することが可能となる。

これまでも一部税金控除等で恩恵を受けていたハイブリッド車オーナーにとっては、重ねて嬉しい朗報。このところのガソリン価格上昇で供給の追いつかないハイブリッドモデルの販売に一層の拍車をかける事になるのは必至。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. あのワイスピの“立駐ドリフト”をリアルで再現「Red Bull Tokyo Drift 2025」、ネオン×爆音×ドリフトの世界観
  4. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  5. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る